廃棄物が宝に変わる――ラフматゥル・イスラムが世界に広げたペット用品の成功物語

マグラ出身の起業家、廃材から生まれたエコなペットフードとおもちゃで海外市場を魅了 | 画像提供:prothomalo.com

ほんの数年前まで、農家はパパイヤの実を収穫した後に枝をそのまま捨てていました。しかし今では、その枝に加え、マンゴーやニームの木の枝、パチョリ草、ニルカンタの花など、これまで見向きもされなかった植物の廃材が、海外向けのペットフードやおもちゃに生まれ変わっています。かつては無駄とされていたこれらの素材が、今や貴重な外貨を生む商品になっているのです。

この革新的なアイデアを実現させたのが、地元の起業家ラフマトゥル・イスラムさんです。彼はマグラの人里離れた村ジャグラに「ボールド・パートナーズ・リミテッド」という工場を立ち上げました。そこでは、村の恵まれない女性たちが、環境にやさしいペット用品の製造に従事しています。この工場は、直接・間接的に約500人に雇用を生み出し、地域の生活を支えると同時に、地球環境にも貢献しています。

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